Report…2013

2013-12-29

27日までのお教室を終え大掃除をいたしました。
生地の区分け、各棚の整理、本や書類の区分け・・・etc
キッチンやお風呂掃除より結構時間をとられながらもすっきりして自己満足。
しまった場所を忘れないようにしないと移動したところがわからなくなってしまう。。。
また来年も皆さんをお騒がせしそうです。 

  


今年は六本木のイベントや湘南台教室の合宿などより生徒さん方と密な?関係が持て
楽しく1年を過ごすことができました。
また今年のお正月と同時に更新したHPのカウンターは約29万件にも及び
生徒さん方の生活の一部においていただけているようで嬉しい悲鳴でございます。
年明けには2012年分をアーカイブページに移動しすぐに来年対応で頑張ってまいります。


それから今日はチラ耳を。
竹内博子先生にお会いするたびにハーダンガーの故郷ノルウェー、ハルダンゲル地方に
ご一緒しませんか・・とお話を持ちかけていたのですが先生から14年の夏に実行しましょう。と春先に
お返事を頂き数回の打ち合わせを水面下で行ってきました。
あんまり嬉しくって秘密裏にと言いながらご希望していらした生徒さん方にはチョロチョロと
話題にはしていたのですがこの度いよいよ皆さんにお伝えできるところまで参りました。
14年夏8月21日より8泊9日の予定でノルウェー、デンマークの2か国を廻る刺繍三昧の旅を決行いたします。
ワークショップをしたり見学をしたり博物館を廻ったり・・・
コーディネーターに同行していただき濃い旅となりそうです。 
竹内先生とその生徒さん、私と私の生徒さんによる旅になりますので今回はご家族やお友達の同行は
なしといたします。私の方で25名程度の募集予定でおります。なるべくご希望の方を全員お連れ
したいのですが実際どの程度の生徒さんがご希望なさっているか知りたいと思いこの年末に告知いたします。 
大勢の場合は面接試験?針を持っての実地試験?なんていっていますが・・・さてどうなりますやら。
本申し込みは来年3月くらいになりますが是非という方前もってどうぞミソノまでお教室の際にでもご連絡ください。



さあて来年も1年楽しくなりそうですよ。
画像は自宅教室のYさんがタイにいらっしゃるというのでちょいと運び屋をしていただき
ジムトンプソンでタイシルクを購入していただきました。
刺繍と合わせたら素敵になりそうな予感。もうすでにミソノの頭の中ではムフフ状態です・・・
それからリネンバードでまたまた素敵なガーゼの生地を見つけてしまいこちらもムフフ・・です。
お正月はお休みの間に頼まれていた図案書きが山のよう・・静かにこなしていきたいと思っています。。

1年お世話になりました。
また来年も皆さんと笑顔で針仕事を楽しんでいけたら・・と思っております。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

                               

御園 二葉


2013-12-24

ご家族お揃いの暖かいクリスマスをお迎えでしょうか。
我が家は早々と21日にパーティ―を終えイブの今晩のツリーの下は
何にもなくなってしまいました。 



遅れていた来年の鎌倉の課題のアジュールの作品が出来上がりホッとしています。
なかなかの出来具合に満足。きっと皆さんに喜んでいただけそう・・と一人悦に入っております。
自宅の生徒さんたちにも好評で解禁になった暁にはいの一番で刺したい・・と言ってくださる方が
何名もいて私を喜ばせています。




  


仕上げのアイロンをかけたらパシッと模様が浮かび上がりどの柄も映えます。
1種類の刺し方でできる模様、2種類のもの、同じステッチでもステッチの場所どりで
全く違う模様になったりするのでそのへんも含めてお刺しになる皆さんにご紹介できたら・・と
思っています。
周囲の仕上げもこの間研究したフォーサイドst を幅広に4段使用しすっきり出来上がりました。
安心して新年を迎えられそうです。



終ってすぐに気持ちよく刺繍したくなり昨晩から刺しかけの作品を引っ張り出して刺しています。
お教室も今年もあと1回を残すだけとなり出しっぱなしにしている生地や小道具類、書類等
片づけなくちゃ・・と思いながら針を持っているクリスマスイブでした。



2013-12-16

Report 8月17日でご紹介した湘南台教室Tさんの作品が完成いたしました。
1年と少しで素晴らしい大作を仕上げられましたよ。

 

作品の大きさもですし、本に忠実なこと、ステッチの手法の多さ、種類の多さ・・・
見る方によって「ほほっ~」と頷くところが色々だと思います。
私のお教室ではその方の度量、技術よりも先行して刺したいという思いを大事にしています。
いますがその作品と度量がぴったりと来た時もの凄い作品にパワーを感じる時があります。
作品から楽しんで刺したのよ・・という感じが伝わってくるのです。
このTさんの1枚はそんな素晴らしい作品です。
それはサンプルに追われたり、しなくちゃいけないから刺した・・というレベルでなく(これは私のことです。トホホ)
目の輝きが作品に現れる感じです。
もちろんすべてのステッチは完璧!アウトラインStなどは流れるように優しいラインですし
ハーダンガーの力強い正方は整然と揃い、アジュールの力加減は均等に・・・
ドロンワークだけは2人で相談して新しいステッチを入れてみました。
Tさんに「何が一番大変だった?」と尋ねたら「そりゃせんせ、ウーブンバー!」との即答。可愛らしいお姉さまです。
いつか皆様に実物を見せて差し上げたいと思います。




    


2013-12-10




大学に入った年に母に買ってもらって30年以上愛用していたJUKIのミシンが       
壊れてしまいました。寿命がもうそろそろだとは思っていたのですが
どうしてもその日のうちに縫ってしまいたいものがあって
手芸店に駆け込みその日のうちにお持ち帰りできることを条件に機種を選び
すぐに縫い始めました。
縫ってしまいたかったのはクリスマス用のテーブルクロス。
鎌倉スワニーさんで可愛らしい麻のインポート物のプリント生地を見つけ
12月のテーブル用にと急ぎたかったのです。
新しいミシンはそれはそれはスムーズで音も静かでミシン掛けが楽しくなり
ついでに家にあったモスグリーンの無地を見つけランナーもこさえてしまいました。

母の引っ越しに伴いシンガーの古いミシンが家にやってきました。  
運んでは来てもすぐに出せず蓋を閉じたままにしておいたのですが
もしかしたらJUKIのミシンが壊れたタイミングで使えるかも…とセットしてみましたが
やはりこれはキチンと調整してもらわないと無理でした。
母は昔洋裁をしていてご近所から頼まれるとワンピースを縫ってあげたりしていて
私の中学、高校の制服も母が作ったものでした。その時に大活躍していたミシンです。

ミシンの手前にボビンを入れる引き出しがあるのですがそこを開けたら       
昔のミシンをおいていた実家の部屋や裁ち台や針を入れていた缶やら
ミシン油の臭い、アイロンの蒸気の音、裁ちばさみの音、もちろんミシンを踏んでいた母までも
ぐわ~んと思い出してしまいタイムスリップして思わず涙が出てきてしまいました。
私の原点でしょう。
オブジェにすることも考えましたがきっといつか使えるようにして蘇らせてあげたいナと思っています。


2013-12-06



画像は私が15年位前に刺した作品です。
サテンとフォーサイドステッチだけの繰り返しですがとても単純ででも単純だからこそ
心が穏やかでないとステッチがそろわずバレバレになってしまうステッチです。
湘南台教室のKさんが和室にも合うデザインを・・というのでお勧めをしましたら
気に入ってくださって刺し始めています。

 

私が刺した時フォーサイドの周りの仕上げを本に出ている通りに2つ折りにして仕上げたところ
後から糸が抜けて気に入らないの。。。でその後3つ折りにして仕上げる刺し方を考案して
何人かの方が刺したのだけれど難しい・・とおっしゃる。

湘南台のKさん、自宅のKさんも仕上げをこれにしたいと待っていらっしゃる。
そして来年の鎌倉の仕上げもこれを使いたい!
これはしっかり腰を据えて研究しなければ・・・と例のピコット以来じっくり取り組んでみました。

はいバッチリ解決です。


Aタイプ、Bタイプ、Cタイプ 粗い布目と実物大と・・それぞれ作って見比べ
ミソノ流は簡単で分かりやすくCタイプで行くことにします。
何事も頭で考えるのでなく実際にやってみる・・ということが必要ですね。

お待ちの両KさんGOです。

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