Report…2014
後ろ髪をひかれながらフェリー乗り場チンサルヴィーから対岸のウトネに移動。
念願のハルダンゲル民族博物館です。
館長を務めるアグネスは私よりずっと若いとてもかわいらしい女性で
私たちを優しく迎えて下さいました。
刺繍を中心とした民族衣装のレクチャーを受けた後早速ワークショップにかかりました。
出かける前に何度もワークショップの内容を確認しあっていたので
まだしたことのないかがりを教えてもらうグループと小さなモチーフを教えてもらうグループに分かれ
口も聞かずみなさん真剣に教えていただきました。
急きょお手伝いに駆けつけてくれたリブにしても館長のアグネスにしても
あなた方のやりたいように刺せばいいのよ…ととてもおおらか。
しつけもしないしパターンもないのだけれど「私たちは古い作品のコピーを取って
それをお手本に刺すのよ…」とサラサラと刺し始めました。
途中館内でランチをいただき帰りのフェリーの時間まで新しいステッチをゲットすべく
がんばりました。
もちろん時間内にできませんでしたが続きは日本に帰ってミソノが面倒を見ます。
と宣言をして終了しました。
ここはこうしなければいけません。そっち向きに刺してはいけません。
本家本元のやり方で…などというつまらないことを言わない、
むしろ私たちは刺繍大好き。ハーダンガー大好き。で繋がっているのよ…と
言ってくださっているようで私にはとても大事な1日となりました。
ハンスさんのホテルは素敵すぎて1日だけではもったいなくて
興奮して早起きをしてしまったので同室のHちゃんを誘いフィヨルド前のテラスで
6時から小1時間刺繍をしてしまいました。
1週間くらいこうしていたい。。。
ヴォスではマチコさんにお願いして街のスーパーでお買い物。
たらこのペースト、アンチョビ、ニシンのマリネ等をお買い物。
女性にはこれまた楽しい一面!
そうして今回の目的の一つロストフースのウレンスヴァンホテルに到着。
今月初めに前もって支配人のハンスさんにメールも入れておいたので
とても優しくお出迎え頂きました。
目の前がハルダンゲルフィヨルド。遠くの山の頂きの奥には氷河。
何も言いますまい。画像をどうぞ。
明日はいよいよハーダンガー博物館でのワークショップ。毎日が濃いです。
今日は西海岸から約250km奥に入ったフロムからフェリーに乗って
180km地点クドヴァンゲンまで下りその後ヴォスの街までバスで移動しました。
フェリーは 約2時間途中世界遺産のネーロイフィヨルドを通り山々から流れ落ちる滝の
壮大な景観を楽しみトナカイのハンバーグを食してヴォスの民族博物館へ向かいます。
バスからの景色は本当に幸せを感じます。
ヴォスの民族博物館ではハルダンゲルの民族衣装について詳しく解説をしていただきました。
今回現地の添乗員としてマチコさんが同乗くださり私たちの痒いところに
すべて手を差し伸べてくださいます。質問事項も細かく通訳してくださり
皆さん展示衣装もたっぷりお写真を撮り大満足でありました。そして外の景色。。
何も言いますまい。画像をご覧ください。
今日は同じ敷地内で結婚式がありそちらのお幸せもお裾分けいただきました。
ご参加のすべての方に「せんせ、連れてきてくれてありがとう!」と拝まれています。
暑い日本の皆様には申し訳ありませんが寒いです。
今朝最低気温は4度。最高も15度程度でしょう。
素晴らしいお天気で1日をスタートしました。
まずはベルゲンの市内観光です。
作曲家グリーグの家に行きました。
ベルゲンはノルウェーの首都オスロに次ぐ2番目の都市で26万程度の
小さな都市ですがとても機能的で快適でそしてどこでも絵になります。
グリーグの家の後ろもすぐにフィヨルドが入り組みご覧の風景。
魚市場を見学の後手芸店を2件はしごしてその後素晴らしいホテルのレストランで 極上のサーモンを食してベルゲン鉄道にて海抜867mの高地 ミュールダールへ。 山岳鉄道フロム鉄道に乗り換えゆっくり急勾配を下りフロムに入りました。 ノルウェーの西の海岸からフィヨルドに沿って奥へ奥へ入ってきたことになります。 手芸店のショーウィンドウにはハルダンゲルの民族衣装が飾られ半製品の ブラウス等も売られていましたが何せ物価が高く手が出ません。 またキット等は目が荒い生地で参加の皆さんならすぐに刺せそうなものばかり。 |
それより皆が喜んでいるのは美しい景色。 今夜のホテルはフロム鉄道の終点すぐ横ですが素晴らしい景色が広がり圧巻です。 |