Report…2015
次はカリキュラム。
7作品順に並べました。
ハーダンガーが刺したい!と私のところにいらっしゃる生徒さんにはこちらをお勧めしています。
順を追って目の粗い生地から基本のステッチを一通り。生地目を細かくしたり素材を変えたり
同じステッチでも場所どりを変えたり・・ 少しずつ自立できるよう繰り返しながら
新しいステッチを色々加え7作終わるころには何となく成り立ちがわかり
4目のしつけにも自然と慣れ何にでもチャレンジできるようになるとシンジテイマス。。
事実前にもお話しましたがカリキュラムを終えた頃の生徒さんが生き生きと独り立ちファーストを
お選びになられます。
先日自宅教室でそんな話題になり好きな作品をピックアップして刺すよりやっぱりカリキュラムを
するのが一番の近道ね・・・てな話になりました。
「刺したいものを刺す。」これはミソノのところのモットーではありますがわかって刺すのとわからず刺すのの
違いは一目瞭然。イソガバマワレなのであります。
2Fのスタートは「ハーダンガー刺繍のできるまで」
こちらは 日本ヴォーグ社 ステッチイデー vol 16 に載せていただいた時のハーダンガーのステッチの
順をそのままボードに張り付けてみました。
生徒さん方がお友達やお連れの方にこのボードを見せて手順を説明なさっている姿を多く見かけました。
順を追っていけば一目瞭然。全ての作品はしつけから・・・
2階の前に可愛らしい作品の画像が届きましたのでお見せしましょう。
実は作品展の時に販売品としてAさんがこしらえてきたピアス!
これをスタッフのTさんが購入。そしてすぐにお使いになっていたらあんまりかわいいので
ご一緒にお教室に来られたSさんと当のTさんが「せんせ、作れないかしら?」というので
お教室中に作成に入りました。
Sさんが「出来ました~!」と画像をメールで添付してくださったのでお見せします。
10㎝の残布さえも捨てられなくなる~。
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いよいよ刺繍病の間に到着しました。
こちらも画像が小さくて見えないのよね~
彼女はいつもご自身で海外から材料を取り寄せます。この作品も段染めのシルクの糸を使用。
こんなふうに1つ1つの作品にドラマがあります。 数点ですが大きな画像で1部分のステッチをお見せしていきますね。
長津田 Hさん 中央にこんなサテンの模様。周りはほとんど糸を抜きましたから残った生地との対比が
つきみ野 Eさん グリーン系の糸を5色、バランスを見ながら刺したクロスです。
自宅 Tさん 生地と糸を同色にし丹念にステッチを繰り返しました。
自宅 Iさん 私のオリジナルのパターンを繰り返し繰り返したっぷりとしたテーブルクロスに。
湘南台 Sさん 短期間でどうしても刺したい!と 半分仕上がらないだろう・・・(失礼)なんて思いながら
自宅 Kさん 薄いグレーの濃淡で根気よく刺しました。どうしても薄~いグレーが・・・と#12の糸が
なあんて具合です。なかなか照明の加減等でうまく撮れずごめんなさい。
いよいよ次は2階に進みます。 ふう~ |
作品展に戻ります。
次は シュバルム、イタリア刺繍、アジュール のコーナー。
素晴らしい作品が並びますが この画像では伝えられな~い。
ですのでほんの一部ですがアップをお見せしましょう。
こんなガーゼのアジュールや
こんなレティチェッロのテーブルクロスや
こんなレティチェッロのドイリーや
こんなレティチェッロとドロンワークの組み合わせや
こんなシュバルムの作品が所狭しと並んでいたのです。