Report…2016

2016-02-27

発売日より先にアマゾンで本を手にした生徒さん方から始まり
沢山、たっくさんのお祝いメールを頂戴しました。
返信と慣れないサインに明け暮れた1週間でした。

 

本屋さんで購入して早足でお家に帰られた方、正座してご覧になった方

購入帰りの電車で待てずに広げてニマニマした方、涙が出てページを
めくれなかった方、 ドキドキして手が震えた方・・・・
まるで自分のことのように多くの方に喜んでいただきました。
私はと言えば先日もお話した通り校了段階で燃え尽きてしまったので
何か他人事。でも落ち着いて本を見ようと思うのですが何か身が
入らず動揺していて冷静に見られずにいる・・・そんな状態です。
手に取られた皆さんの笑顔やお祝いのメールに改めて発売の意義の
大きさに影響に驚いているところです。
自分の中での心持ちの変化を冷静に受け止めていきますね。
皆さまありがとうございます。

いただいたメールのすべてを皆さんにご覧入れたいくらいですが
私のところにお通い下さっている内藤さんが早々にこんな素敵な文章を
ご自身のブログでご紹介くださいましたので皆様にもご覧いただきましょう。

 

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とても素敵な本が発売されました。

刺繍でお世話になっている御園二葉先生の著書。
「織り糸を抜いて、かがる ハーダンガー刺繍」 
(日本ヴォーグ社/2016年2月22日発売)


待ちに待った御園先生の本です!
表紙を見ただけで御園先生ならではの
エレガントなハーダンガー刺繍に目を奪われ嬉しさのあまり
正直ページをめくる手も、なんだか震えて泣きそうでした。

何年経っても初心者のような私ですが
幸せなことに、これまで御園先生に教わってきて
先生のデザインするハーダンガー刺繍の素晴らしさに
触れさせていただいているつもりでいました。

それを今度は、本という形になって手にしてみて
作品の素晴らしさはもちろん
作品の見せ方、構成、綴られた文章から伝わる先生の刺繍への思いや
詳しい刺し方の解説、ハーダンガー刺繍のルーツなど
あらためて、どのページも見逃したくないと思えるほど。

先生が積み重ねてこられたのは
ステッチの一つ一つだけではなくて
先生の日々の暮らしでもあり
生徒さんお一人お一人と向き合ってきた時間でもあるのですよね。
その丁寧さが伝わってくるような本でした。

たくさんの生徒さん達や
ファンの方々が、お待ちかねでしたよね。

ハーダンガー刺繍が初めての方にも
これまでハーダンガー刺繍を続けてこられた方にも
きっと保存版の一冊になることかと。

印象的なハルダンゲン地方のヴァイオリンとの1シーン。


針と糸、そして布の織り成す表情が
美しい音色を奏でているような、そんな一冊です。

 

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内藤さん、素敵な文章をありがとうございました。

 

背景やスタイリングはもちろんですけど本全体に帯びてる青みの色調が
静けさのあるフィヨルドの国の空気感とノスタルジーを感じさせてくれました。

 

とも。デザイナーAさんや日本ヴォーグ社担当N女史が一番気にしてくれて
お作り頂いた部分を感じ取ってくださり感激いたしました。

そしてHP 左バナーには早々と担当Sちゃんにより本の表紙が登場!
HPも何となく厚みを感じて参りましたね。
多くの方々に支えられ本が完成!皆様に深く感謝申し上げます。
地方からいつも応援くださるFさん、Mさん、Iさん、Aさん、Uさん、Sさんこの場からありがとうございます。


2016-02-21

お待たせいたしました。単行本がようやく発売となります。


先週一足先に見本が刷り上がり現物を手にいたしましたが
私の中では校正中が一番ピーク時だったので
不思議な気持ちで発売日を迎えます。


 


 

 

 

 

 

 


 

表紙を含め作品の画像はデザイナーさんの意向がそこここに現れ美しいです。 
それらの画像が1日を通した時間軸にもなっていますので
そこも注目してご覧いただけたらと思います。
そしてパターンは今までのどの本よりわかりやすいと思います。
どうぞ本屋さんで手にとってご確認下さいな。


2016-02-17

「せんせ、押し入れにこんなのがあったわ~」とお持ちくださったのは長津田教室 I さん。
ほとんど正方にみえるこちらも半製品。
疑いながらカウントしていくとやっぱり正方でない・・・
「素敵な何かを・・・」のリクエストに何時か刺してみたいと温めておいた古いクロスステッチのパターンを
引っ張り出してきました。 
このパターンなら上手に正方でない分をごまかせるかも・・・と刺し始めていただきましたが
無事良い感じに柄が入りました。

 

 

周りは面白い穴あき状態。これがまた縦方向横方向微妙に穴が違う・・・・
もうひと踏ん張りですが踏ん張ってここに模様を入れてコーナーを作ると素敵なオリジナルの出来上がりと
なるはず。 完成をお楽しみに・・

 

 


2016-02-08

自宅教室にお通いのKさんは昨年夏の終わりに
「せんせ、こんなのがあるのだけど・・・」と半製品をお持ちになりました。
聞けばお嬢さんがロンドンから刺繍好きのママのために買っていらしたとか・・
廻りが三つ折りに処理をされた半製品の麻生地の幅広のランナー。
「ここにねわあーっとハーダンガーして 中央に淡いパ―プルの花糸で
クロスステッチのお花をポンポンととばしたいの・・・」とリクエスト。
よおし、やってやろうじゃないの。。とオトコマエミソノ、パターンを起こしました。

 

半製品は周囲の仕上げが終っているので気は楽な反面、ぴったりと中心を合わせるのが
至難の業。適当に…が出来ないKさんとミソノはまず中央探しから・・
その上、端の始末がまっすぐじゃない。。。
まっすぐじゃないのをどう目立たなくするか・・・
しつけの数でカウントしながらハーダンガーの部分をきっちり割りだしまっすぐじゃないところは
アジュールで地刺しを。
ようやくクロスステッチのところまでこぎつけました。

 


あと少しポンポンととばす花糸のパープルのお花が5つ並んで終了となります。


2016-02-05

昨日朝のうちにReportを仕上げてから長津田教室に向かうと
I さんが早速Reportに載せたクロスステッチを「数枚刺してみたわ~」と
お持ちくださいました。
こんな感じで96枚つなぎ合わせて仕上げたらきっと素敵ね。
こんなベッドカバーに包まれてベッドに入ったら快眠できそう。。
「自分用だけど主人の分もう1枚は刺せないわ・・・」とI さん。
まとりあえず1作仕上げましょ!

 

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