Report…2019
昨年10月にご紹介した港北東急Nさんの作品がもう少しで完成を迎えます。
ひゃ~スゴイデス!! 何万回針を動かしたことでしょう。
気が遠くなります。毎日刺していくといつか出来上がりを迎える・・
小さな彼女のパワーを感じます。
テーブルクロス全面にシュバルムの柄が入ります。
こちらも刺し色はご自身の希望で淡く優しいミントグリーンの色を#25
2本どりでお入れになりました。
そして幅広くとったドロンワークのダーニングと上下の細いかがり・・・
細いかがりのジグザグは「ホントは全部巻いて欲しいけど凄い仕事量になるから
巻かなくてもいいよ~」と言ったのだけれど結局全部巻いてくださいました。
それだけでも気が遠くなりそう~
コーナーを仕上げて三つ折りにして‥あとちょっとね。
テーブルにふわっとかけた時のNさんの笑顔が目に浮かびます。
出来上がりの際はもう一度皆さんにお見せいたしましょうね。
いつも嘆いていますがパールコットンの12番糸は色数が少なく
美しいかがりにはどうしても#12が欲しい‼と思うと#12のある色をお勧めしてしまいます。
それでも惚れてしまった色は皆さんの感性でお選びいただき#12のところを
#25 2本どりにして代用しています。
長津田教室Iさんは「せんせ、次はこれに挑戦するわ!」とお選びいただいたのは
イタリア刺繍の本から。
ブルーとグレーで刺してみたいの・・色見本帳をお見せするとこの色がいいわ。とお選びいただいたのは
#762 薄~い薄いグレーと#3753のブルー。
「#762は#12がありませんが良いですか?#25代用ですよ」とお話しすると首を縦に・・・
100×100くらいの大作ですがまずは場所取りのはしごかがりから。
縫いた糸の糸始末を#25で留めこみながら刺していきます。
そして雰囲気を見たいのでとサテン部分をブルーとグレーでお試しに刺してごらんになりました。
あら~素敵!良い色合い!
まずはしごの地道な作業が続きますがサテンに2色を絡めた模様が沢山入ったらすってきな作品に
なりそうですね。
DMCの糸はデザインも新たにイメージチェンジ!
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昨年の作品展の時にメインのところに飾ってハーダンガー代表だった作品
(画像の一番右奥)覚えていらっしゃいますか?
作品展の際にチェックをなさっていた長津田教室のHさんが是非刺したいのよ。同じ色で・・ ただしせんせ、うちのテーブルに合わせるのでもっと幅広くなくっちゃ駄目なの。。
途中でクッションを入れかがりを2段階にしお好みの幅にカスタマイズ。 |
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6月4日にたまがわコミュニティクラブで開講しておりました3回短期レッスンが無事終了いたしました。
3回に分け盛りだくさんのステッチ数の説明が続きましたがご参加の皆さん、毎回きちんとこなし
最終の4日には仕上げの説明まで滞りなくすべてを終了いたしました。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうござました。
どうぞ仕上げてドイリーお使いになってくださいね。
またお目にかかれますように。
どんどん皆さんの作品が上がってきています。
色々お見せしましょうね。
自宅教室 Tさんの作品です。
私の一昨年前に鎌倉教室で作った白いドイリーをもとに大きくアレンジしました。
頑張り屋さんでいつもハイペースなTさん、ラインはウェービングでなくあの難しいのに
チャレンジしたい・・とおっしゃるのでええあなたなら大丈夫、やってくださ~いと
手順をお教えしましたところ、2週間後のお教室には完全にマスターしていらっしゃいました。
意地悪な?ミソノはあなたなら大丈夫、レースの間にもそのステッチ入れてみない??と
言ったところまた2週間後にはできている!!すっばらしいのです。
難易度☆☆☆☆☆ 普通の人は手を出さないでください。。
Tさん現在もすってきなものを刺しています。
多分近々ご紹介できるはずです。
せっかくある生地の繊維をほとんど抜いてしまってこ~んな繊細な作品が出来上がります。
きゃあ~刺繍病‼
ちょうど2点出来上がってまいりましたのでご一緒にお見せしますね。
ハーダンガーを知らない方はどんな手順で作るか想像できませんよね。
長津田教室 Iさん |
自宅教室 Hさん |
下の作品は生地の色は茶色です。サテンのラインが際立って見えるのはそのせいなのです。