Report…2020

2020-04-10

もう7、8年週末のカフェオレボウルとして使用している大倉陶園のモーニングカップは

色といい形といい全く飽きることなく使うたびに幸せな気分になります。
大倉陶園独自の漆の上に絵の具の粉を蒔く漆蒔技法が艶やかさや深みを
感じさせます。

  

 

ある日、紅茶屋さんのマリアージュフレールの店頭で目つき怪しくティーポットを

物色していると麻のスーツのお兄さんが「これは大倉陶園で作っていただいています。」
あっやっぱり!と大倉陶園熱が高まっているところに今度は自宅教室にお通いのTさんが
せんせ、良い本を貸してあげる‥と持ってきて下さったのは『ふでばこ』という
道具とものづくりから暮らしを考える毎回しっかりと特集の組まれるご本の大倉陶園特集号。
呼ぶのよね~タイミングよくとんとんと・・最初から最後までくまなく学習。
歴史、原料から製品になるまでの工程、デザインのポリシー・・・もてなしの器の全てを。
でHPを開いてみたらちょうどタイミングよく工場でアウトレットセールが
あるっていうではありませんか。
普段は平日に自由時間はとれず絶対に行けないだろうはずの時間がこの自粛で行ける~
これは行けとの合図⁉ということで3月のある日まだ緊迫していない自粛の中
早速入場券を持って行ってまいりました。
前日にもう1度『ふでばこ』で予習して・・・  
そして望み通りゴールドラインリムシェイプを1ダースそろえてしまいました。
配送してもらったのでその日手ぶらで帰ると主人が「何も買わなかったの?」
んなわけないでしょ~と数日後を楽しみに待ちました。

 

Tさんにはすぐに購入を連絡。次回のお教室にはそのカップでお茶をね‥とお約束していたのに
そのままになってしまいました。大切なご本もお返ししないままごめんなさい。
新しいティーカップが自粛明けの自宅教室の皆さんをお待ちしていますよ。