洋書等を見ていていつか作りたいと思っていた糸のケース。
作りたい！！と思い始めると気持ちが先走ってしまって
うまくいかないことだらけですが何となく形になりましたので
早く皆さんにご紹介したくて試作段階ですがお見せしますね。

大好きなブルーグレーのモアレタフタの土台に上面は太いリボンで
デイジーのお花、そして中央は糸を通すためにはと目で穴を開けましたよ。

高さ、厚み全体のバランス等調整の余地がありますが持っていると
ちょっと嬉しい気持ちになるかも・・・

この週末は鎌倉Outsidein の定期教室ですがこちらで刺繍教室にご参加２年目の方々が
どんどん腕を上げられもっと沢山作りたいとお教室と並行して色々なキットに挑戦していらっしゃいます。
何人かがシュバルム刺繍に挑戦してみたい!とおっしゃるのであまり大きくなくそして作品としても使えそうなものを・・
ということでドロンワークを組んでサンプルを起こしてみました。
珍しく作成過程を画像に納めましたので解説付きでご紹介します。

中央をマークして４目ずつのしつけを 入れたら図案を書き写します。	コーラルステッチ、ブランケット ステッチ、サテンステッチ等で模様の ガイドラインに沿って刺していきます。	ドロンワークの位置を決めて 生地の繊維を１本ずつコーナーまで 抜いていきます。
コーナーで抜いてきた糸を綺麗に 折り返し処理していきます。	処理ができて生地の繊維に なじませすっきりした図です。	三つ折りに仕上げますので繊維の数を 数えて不要な部分を切りそろえます。
コーナーを額縁仕上げに 三つ折りにしヘムかがりをします。 またシュバルムの方はハートの中を ３本おきに１本織り糸をカットして おきます。	ドロンワークの間４目に ヘリンボーンステッチを施します。 またコーナーにかがり模様を入れます。

ハートの中の織り糸を等間隔で抜いたところをかがっていきます。
またハート上部のチュウリップ模様の中はアジュールを用いてかがり
透かし模様にします。
これで出来上がりです。ハーダンガーやドロンワークだけですと直線だけのステッチになりますが
シュバルムは図案を写して曲線を描きますから仕上がりは優しいイメージになります。
技術的には決して簡単とは言えませんが１つ１つの作業を丁寧に仕上げていくと
自分でもうっとりする作品に仕上がるはずです。

いつもお世話になっているRubanの母の日フェアの季節が
やってきました。
Rubanのお店でも見かけるSAJOUのアルファベットパターンを
アレンジして可愛らしいピンクッションを作りました。
担当Wさんとは阿吽の呼吸で「こんな感じでこんな色でぱあっと・・・・」
なんて言っている間にイメージが固まりサンプルは今回も一発OK！！
サンプルを持っていってにっこり笑顔をいただくのはホント嬉しいです。




アルファベットの花文字は花糸を使って優しさup。
それと同色の艶のある糸でループ飾りを・・
アルファベットはお申し込みいただいたらご希望の文字のパターンを起こすことに
しましたのでお早めにお申し込みを・・・詳しくはRubanまで。


そしてこちらはサンプルを作成中の副産物。
同じ色合いで一回り大きく自分用のピンクッションを作ってしまいました。
生徒さん１号のTさんが数年前私にプレゼントしてくれた直径１０センチの
持っているだけで刺繍の先生！って感じのピンクッション用土台。
たまたま刺したアルファベットの大きさがぴったり。
引き出しの奥にしまってあった土台が幸せそうに生まれ変わりました。

桜も満開の時を終え暖かな日が続きます。
ベージュや白などの生地ばかり刺していると色物(特に今の季節は
優しいピンクとか・・)刺したくなります。
画像は鎌倉Outsidein の６月から後半用のサンプラーです。
花糸の優しい色合いピンクから紫にかけての色、そしてこれまた
優しい色合いの段染めの糸。
刺しているだけで心が穏やかになります。
大体を刺し終えあとはリボンを加えるのみになりました。
リボンは凹凸があるので刺す前にアイロンをして形を整えます。
その段階で写真をパチリ。

今年の始めにＫitsのページを失くしました。
そうしたら急に問い合わせが沢山きました。
そういえばＫitsのページに載せていた小物の作品は画像になってＨＰ上に残ってないぞ！と思い
ここで一挙に公開いたします。

一番人気は上段のソーイングポーチ、そして中段の茶色のティッシュケース。
どれも我が子のように？可愛い小物達です。
少々生地の色が違ったりしてもお揃えはできますのでもしキットで欲しい方はお問合せくださいね。
なるべくお答えできるようにいたします。