Report…2015

2015-10-27

湘南台 Kさんのお話。
Kさんは春の作品展の時ご友人と初めて作品を見に来られました。
初日に1人でいらしたフランス刺繍の先生をなさっておられるご友人が
「見せたい人がいるから明日連れてもう一度来ます!」と言って次の日に連れてこられたのがKさん。
一通り作品をご覧になり私に声をかけてくださいました。興奮冷めやらぬ様子で
「どうしてもこのレティチェッロがしたい。先生私をどうかどこのお教室にでもいいから
入れて欲しい!!」そう言ってお2人で涙をこぼされるのです。
湘南台だったら今1席だけ空いていますが遠いですよね~とお伝えすると
行きます!お願いします!と即決。決まってまた涙をこぼされる・・・
そんな出会いでした。

お母さまの介護を抱えながら凄い勢いで刺していらして私のお昼ごはんの時間も
どなたとも口を利かずに黙々と必死に刺しておいでになります。
湘南台では毎年お祭りがあって1点作品をお出しするのよ。と役員さんから声がかかると
入ったばかりで何もないけど練習布を提出してみるわ・・・と
こちらを出展なさいました。

 

 

同じに区切られた9または16のマスを毎回違う模様をきれいに刺せるまで何度も針運びを確認しながら
勉強していく・・・そんな感じです。

 

今はもう大作に挑戦なさっています。