Report…2021

2021-04-05

こちらは湘南台Kさん。

いつもレティチェッロの作品しかお刺しにならない達人さんです。
私はいつも「作品は引き算ですよ~いっぱい入れればいいってもんじゃあないのよ~」
と持論を展開していますが「せんせ、先生に嫌われても目いっぱい刺したいのよ・・」
「そんなに刺したい人には刺してもらいましょ!」と笑い合いながら
目いっぱい刺して出来上がったのがこちら。
あまりの美しさに白いテーブルの上の写真では惜しくなり
着ていったコートを裏返しにして紺の裏地の上でパチリ。
ため息の出る美しさです。

 

 

大作のご紹介が続きました。

大作はちょこちょこ刺していては出来上がりません。
その方の刺繍と向き合う心持ちが見えます。
自粛の時も1人になったお部屋で心静かに針を進めるそれぞれのお姿が
目に浮かびます。
針と対峙しながらご自身と対峙なさっているのですよね。