Report…2016
5月にお呼びかけをし能村さんにお願いしてお作りいただく手芸ラック(トラバイユーズ)が
着々と進み飛騨高山の工房で飾り削りを終え山を下りてまいりました。
これから能村さんの手で塗装、組み立てが行われ9月頭よりご希望の皆さんに配送できる
手筈となりました。合計46脚!!スゴイ。。
ご希望の皆さんにはそれぞれお教室の際やメールにて配送の確認を取り準備に入っています。
お急ぎの方から…なんて言っていたらどなたも急いでない。
とりあえず欲しい、作りたい。皆さんそんな感じ。これから刺繍のイメージを描いて
どんな風に仕上げるか妄想を膨らませておいてくださいね。それぞれお教室内で相談にのらせていただきます。
自宅教室にお通いのSさん、トップバッターで「せんせ、アジュールで何か素敵なラックに・・・」
「OK!アジュールね・・・」と早速始まりました。
それぞれの方に刺繍の手法や刺繍を入れる場所、生地や糸の色種類等右ならえではない
オンリーワンの素敵なオリジナルの提案をしてまいります。どうぞミソノを苦しめてください。。。
外部からご注文の方には本体の発送に合わせて私の方からラック生地のパターンや
縫い方手順、ワイヤーをセットにしてお送りさせていただきます。
どうぞ皆様わくわくしてお待ちくださいませ。
なお数名返信メールが届いておりません、ご確認の上ご連絡お願いいたします。
はい、お待たせいたしました。今日の1作。自宅教室Kさんの作品
5月6日付のReportでご紹介していた半製品2号が完成いたしました。
各コーナーにはクロスステッチ。大体正方なのですが半製品ならではのぴったり正方にならない感じを
目立たなくさせるためコーナーから模様を進め中心手前でフェイドアウトさせるようにしました。
そして中央はハーダンガーで位置取り。クロスステッチに使った薄い色を品よく組み合わせ使用。
Kさんが茶の生地にブルーの濃淡を合わせた私の提案を気に入ってくださって素敵な1枚が
出来上がりました。1メートルくらいに及ぶ大作、全体をお見せできないのが残念です。
オリンピックも終わりに近づきましたね。
ロシアの新体操のお2人に魅了され思わず私も爪先立ちで刺繍会場へ・・・。。
若い選手たちのがんばりにたっぷりとパワーをいただきました。
今日は黒の作品を2点ご紹介いたしましょう。
鎌倉教室Sさんの作品です。Sさんは鎌倉教室を昨年はWで午前午後の2クラスをとり
今年は飽き足らず自宅教室まで押しかけてきてがんがんとお刺しです。
昨年から刺していたシュバルム、レティチェッロ、ハーダンガーにクロスを合わせた作品が仕上がり
額装のご依頼を受けこのたび完成です。黒、素敵でしょ。
現在は鎌倉教室の課題の他レティチェッロでスカートと黒の小物入れと3作同時進行!!
お仕事も持ってらしてすごいパワーです。
こちらは自宅教室Tさん。こちらもパワフルにお刺しですよ。
前に私の刺したウクライナ刺繍をこちらも黒い糸で。
フリンジに挑戦したい・・・と言うことで端は数を合わせて結んでみました。
F難度(オリンピックの影響・・・)のコーナリングも難なくこなすTさんであります。
お休みの間に今年上半期分Gallery2 2016年60点ほどupいたしました。
生徒さんたちの素晴らしい作品の数々ご覧になってくださいね。
お盆休みを少し頂戴しましたので書類の整理、ドロワーへの小物移動等を
小豆を炊きながら細々としています。。
ながら癖はどうも染み付いてしまい時間がもったいないと・・同時に3つくらいのことを
してしまいます。焦がさずあんこができますように・・・
整理が済んだら次は編み編み!
フレーターです。2月から初めて7作目となりました。
流れもなんとなくつかめ後は数をこなして編み目を整えていかなくてはいけません。
そう私がいつも言うところの走行距離です。
今回は細い糸を使用して端をつないで輪にするべくこつこつと編んでいますよ。
お習いしている北原先生は引き出しをたくさん持っていらして織り、フレーター、ウール刺繍、クロスステッチ、
ボビンレース・・・etc 北欧ものは何でもこなしてしまわれます。毎回その仕事にまつわるお話も興味深く
私の楽しみな時間となっています。多家先生とお2人で開くアトリエMjukは10月に作品展をお開きになります。
私はスポットで入れていただいている悪い生徒なので出展いたしませんが北欧の四季をテーマにした
手仕事の展示を楽しみに足を運ぼうと思っています。
近くなりましたらこちらからもご案内させていただきますね。
暑い夏!
この夏はどこにも出かけずテレビでリオデジャネイロオリンピックを見るのが1番・・・ですよね。
オリンピック放送は刺繍をしながら見るのにちょうど良く気になるときだけ手を休める感じです。
私は入場行進の各国の制服をチェックするのが大好きで今年も楽しみに観ました。
ラコステのフランス、ステラ・マッカトニーのイギリス、ポロラルフローレンのアメリカ、高島屋の日本・・・
私の中での金メダルはオーストラリアかな。色的にはドイツの深い赤とグレーの組み合わせ、オランダも良かった。。
そしてアゼルバイジャンだったと思いますが女性の制服の身頃裾に刺繍がしてあったの。
特別賞をあげちゃいます。
そんな目で観るオリンピックも楽しいですよ。
毎日の暑さと関係なく手を進める生徒さんたちは「溶ける~~」と言いながらいらしてくださいます。
自宅ではまず冷たく冷やしたタオルのプレゼント。皆さん手より首に当てて一涼みしてから針を持ちます。
今日は身につけるものを仕上げられたお2人の作品。
長津田教室Oさん、フィレでバックをお作りです。A4がすっぽり入る大きさでとても使い勝手がよさそう。
裏側も小さめに刺繍を・・・
こちらは自宅教室Kさん。残念ながら画像で素敵な色が出ませんでしたが紫色ののガーゼのストールです。
ご自身で生地を見つけてこられて「アジュールで刺します!」と宣言。とっても細かく大変でしたが
夏の旅行までに仕上げたいと最後は急ピッチで刺し上げました。バッグやストールなど身につけるものは
出来上がって使用できる・・・喜びはいつもの数倍。テンションが上がります。
お2人ともどうぞ楽しんでご使用くださいな。
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日本ヴォーグ社企画第2弾、まだまだ先と思っておりましたがもう記事がupされているので
私の方からもお知らせしておきます。
11月に日本手芸普及協会とステッチイデー共催で1dayのワークショップを行います。
こちらはハーダンガー経験者対象ということで単行本の中のカフスブレスレットを作成します。
そういえばこの作品は本に載せる作品をピックアップし終わってから編集のN女史に
「先生、身に着けるものが1点欲しいの!」と言われ最後にあわてて数日で必死に作った作品です。
前出のコスタリカのシルビアさんもすぐに作って下さったあの作品(Report 3/26)です。
身につける楽しさを味わっていただけたら・・と思っています。
こちらは80名定員でまず講演をしてから・・・というのでチョッピリ心配です。。。
ご案内はこちらから。
8月に入りました。暑中お見舞い申し上げます。
昨日鎌倉 Outside inのワークショップを終えてまいりました。
午前15名、午後15名、合計30名の皆さんがお越しくだいました。
定期教室に来て下さっている楽しいお仲間、産まれたての赤ちゃんを抱えて
数年前定期教室に来て下さっていた方が「もう3歳になりました!」と来てくださったり
数年前ご一緒に席を並べていらした方々が久しぶりに再会したり、「名古屋から来ました!」
という方がいらしたり、「先生のこと大好きよ。」とこのワークショップを楽しみに毎回来てくださる方や
いつもHPから感想を送って下さっていてお名前だけ知っていた方がいらして下さったり
またまた新たな出会いの方もあり…で楽しい時間でした。
一度に15名はなかなか大変ではありますがもう各お教室で鍛えられております。。
すぐにお刺しいただけるようしつけも済ませておきましたのでサクサクと進みました。
気に入っていただけるデザインにするには結構手の混んだ決して簡単ではない模様行き。
そして刺し場もそれなりにありますので時間内に完成とまでは行きませんでしたが
最終的な形成の仕方まで説明をして無事終了いたしました。
画像は午前のお教室の模様。立ち上がって何してるの…とお思いでしょうが
お隣さんとペアになって紐を撚っているところです。
ワークショップの楽しいところはこんな風に知らない方とお隣になって
同じ物に取り組んで時間を共有できるところ!
「ここはどうするんだっけ?」「こっちが先よね。」なんて楽しい会話が聞こえます。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
形成してピンブックとして使ってくださいね。
夕方の終了時にもう15年も自宅教室に通ってくださっていて今回こちらに参加して下さった
Sさんに「今晩の夕食のメニューは?」とお聞きすると「今晩は主人は出張中でいないの〜」とのこと。
「え、うちも…」ということで2人でちょっぴりシュワシュワして良い気分で帰りました。。
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9月6日予定のヴォーグ学園東京校でのワークショップですがうれしい悲鳴、
申し込み初日に15名満席。そしてキャンセル待ちが只今18名とか…
お教室を大きくして皆様ご参加頂けるように検討中です。
お申し込みの皆様ご連絡をお待ち下さいませ。