Report…2016

2016-07-12

今年の2月に日本ヴォーグ社より単行本を出版したのがきっかけでヴォーグ社さんの各部署から
それぞれお声掛けいただき今秋から来年にかけてイベントが数回予定に入りました。
まずいつもお世話になっている《ステッチイデー》10月に発売の24号でページを頂戴しました。
こちらはちょうどサンプルを仕上げたところ。
それから《手づくり手帖》の11月号で巻頭で取り上げていただくことになり、ただいま最後の作品を
必死に仕上げております。こちらは私のサイン入り刺繍糸もセットになった!!(アレ~)附録付きです。
こちらの2冊の内容はそれぞれ濃いのでまた別の機会にご紹介しますね。
そして9月にはヴォーグ学園から初心者を対象に1day ,11月には日本手芸普及協会主催で
こちらは経験者対象に1day,年が明けてもう1度1dayと目白押しです。

ただいま私のお教室はどちらも満席で大変ご迷惑をおかけしておりますがお待ちの皆様
どうぞそれぞれの1dayにご参加くださいませ。募集要項がそろい受付開始の際には
またこちらからご連絡させていただきます。もちろんお教室にお通いの方もよそゆきのミソノを
楽しみにいらしてくださいな。

 

さて今日は途中の作品を。
湘南台教室のTさんは曾孫ちゃんの笑顔と刺繍を生きがいに毎日をお過ごしです。
最近お引越しをして新しいお家に「素敵なのれんを下げたいのよ・・・」とご相談くださいました。
風通りのいいようにざっくりとしたグレーの麻生地にもう少し淡いグレーの太い糸で刺していらっしゃいます。
きりの良いところまで刺すと「せんせ、これでよいでしょうか?」と画像を必ず送っていらっしゃいます。
「バッチリデス。先に進んでください。」と返信するとすぐに「はい頑張ります!」とお返事が。
先ずコーナーのドロンワークを刺し次にサテンとアイレットの模様を。画像はその途中。
もう少し模様を入れ、またもう1度ドロンワークを入れて仕上げますがそれを2組右側と左側を
対照に作ります。

 

 

出来上りが楽しみですね。

 


2016-07-08

6月のオフをいただいた日は文化学園服飾博物館の世界の刺繍展を見、
それからBunkamuraのトワル・ド・ジュイ展を見、その後気になっていたダンスショーを観、
たっぷりと充電、運動してまいりました。
移動の間に寄った本屋さんやショップで素敵なものを見つけ刺激をいっぱい受けてきました。
ホントは急ぎの仕事があり張り付いて仕事しなくてはいけないのですが
息抜きも必要!と都会を満喫してきました。

 

さあ予告通り夏のアウトサイドインのワークショップの作品をお見せしましょうね

 

 

 

6㎝幅のリネンテープを使ったピンブックを作ります。
上級コースの方は手前のデザイン、初級者の方は後ろのデザインを。
デイジーのチャームを付けて糸で寄りひもを作りチャームにくるくるっと巻きつけます。
フェルトはミソノ好みの色がないので手持ちのドラジェピンクのフラノを使用しました。
中布にフラノはミシンでたたいておきますので外の刺繍が出来たら中側に留めつけるだけ。
リネンテープの両端もスカラップになっているのでまるで手を加えたようになって見え
ハーダンガー部分を専念して刺繍すれば出来上がってしまいます。
こんな小物が刺繍時間のテーブルにあったら幸せになりそうですよね。

 

何ヶ分作れるかしら?と手持ちのフラノをカットしたら数に限りが・・・
アウトサイドインのスタッフYさんにそのことをお話したら「せんせ、それは何とかしないと・・・」と
おっしゃるのでいろいろない頭を絞り私の許せるフェルトを手芸店で見ていたら
う~んグレーなら何とか・・・と思いつきそれなら刺繍部分から透けるところは大人っぽく
黒で行きましょ・・と作ったのがこちら。黒も中々素敵です。


 

どうぞ色もデザインもお好みの方をお選びください。8月2日火曜日が私の担当日です。
お問い合わせ、お申し込みはOutside inまで。


2016-06-30

26,27日両日は鎌倉アウトサイドイン教室の第6回目でした。
シュバルムに挑戦の皆さん、土手のステッチもすべて入り中の模様にすでに入りました。
シュバルムはご存じのように先に図案を写しその曲線に合わせて土手を二重に作り
その中の表面積を糸を均等に抜いて引き模様を入れていきます。
今回も欲張ったので9種類もの引き模様。
みんなの頭の中がめちゃくちゃにならないよう一覧図を作成しました。
「この模様は下基準で縦横3本残し1本カットでね~」
「次の模様は中央に穴がくる様4本残し1本カットで・・・」
「これは横糸だけ3の1で・・・」ミソノ声を張り上げます。

 

もうすでに5柄は終わりました。サンプルは白生地に白で刺しましたが
好きな色で刺すのがミソノ流。楽しく刺さなければ・・・ね。
今日は色物挑戦の皆さんの手元を数枚パチリ。ね、素敵でしょ。

 

 

 

 

第6回が済んだということは次回はもう後半戦に突入。
鎌倉教室は夏休みがありますから次回は夏休みの宿題をたっぷり出しておこうと思います。
夏休みということは今年も1dayのワークショップの季節。
今年も8月2日に参加させていただきます。次回のReportはその作品をご紹介いたしますね。


2016-06-24

こちらも私が勝手に命名の『ウェッジウッド風』
もう18年位前に刺した正方の作品です。。私はグレーの綿の生地にわざと太い白糸を使用して
作成したお気に入りです。

 

2016s237.jpg

 

2本のラインは生地の色より少し濃い目のグレーでインパクトを持たせました。

 

この度自宅教室のTさんが「せんせ~これが刺したい!」とご自身で生地を持っていらっしゃいました。 
なかなかシックな茶色。私が白で刺した部分を薄いグレーをお選びになりコツコツと刺し始めました。
形も正方でなく横長に・・・
そして前回「ラインは何色にしようかしら・・・」とお教室にお持ちになりました。 
こんなにシックな大人の雰囲気。「どう紫系なんて・・・」とお勧めして2種類の糸を出してきました。
ここで登場オーディエンスの皆さん!!
自宅教室は予約制のため毎回メンバーが違います。
Tさんと私でどっちがいい?なんて言っているとその日の他の7名のメンバーが
「あたしはこっち」「私はこっちの方が素敵だと思う」「こっちが大人よ~」なんて言い出します。
ホント他人事なので屈託のないご意見。それが重要だったりします。
お教室の楽しい時間です。この時間こそが私の理想とするところ。
最後に決めるのはTさんご本人、悩んだ後「じゃこっちで・・・」と選んで出来上がったのがこちら。

どうかしら、おっとな~な感じに仕上がりました。
当日オーディエンスにご参加の皆さん、ありがとうございました。。
Tさん共々感謝でゴザイマス。

 

2016s237.jpg

 

なかなか凝ったデザインで周囲のハーダンガー部分は丸い輪のように見えます。 そしてブリオンも・・
一手間、二手間加えた分雰囲気のある大好きなパターンです。


2016-06-18

どんどんと増える本、生地、糸・・・・
どれも必要で捨てられない。
何とかしなくては・・の思いから沢山引き出しのついたアンティークのドロワーを見つけ購入しました。
16杯ある小引出し。昔は何が入っていたのかしら。
様々な糸を入れて附属で使うリボンやパールを入れて刺繍枠や額装小物を入れて
刺し見本、重要パターン、刺繍枠・・・・すぐにいっぱいになってしまいました。
まだ場所を決められずにいるものですからお教室中に引き出しをあちこち開けて探し物をしています。
焦らず少しずつ整理が出来たら・・と思っています。

 

2016s231.jpg

 

そしてこの新コーナーにはゴールデンウィークに刺していたフレメのボタニカル風クロスを
フレームに入れましたので2つ並べて飾ろうかと・・
楽しく仕事が出来たらシアワセです。

 

2016s231.jpg

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