白い作品は白い壁に映えず今回も後ろに濃い色の生地を張り付けました。
上左の大きな作品はご自分で持ってらした麻のクロスにパッチワーク風にステッチを繰り返したもの。
ところどころ接ぎ直したところがあり味のある１点となりました。
前にもお話しましたが白に始まり白に還る・・
う～んそれぞれじっくりアップでお見せした～い！どれも凄いのよ。。　

チェストは今回はNさんがご結婚なさったお嬢様のために長い時間を要し丁寧に作ってくださいました。

上のランプ、カフェカーテン、ドイリー、ウオールポケット、ナンタケットバスケット
それぞれ別の生徒さんの作成ですが統一され何だか優しいコーナーになりました。 







図案はオリジナルを書きましたがとても気に入ってくださって
手書きのパターンも貴重なんて言っていただきました。






その上のランプシェードはお持ちのランプのシェード部分の布だったものを
取り換えて刺繍しました。
これまたぴったり模様が合い、ライトをつけた時の優しい光が何とも言えない
素敵な出来栄えでした。




ナンタケットバスケットの中袋はアジュールの効いたデザインを
ぴったりサイズにカスタマイズ。
こんな楽しみ方ができると豊かな気持ちになりますね。

テーブルの上はカルトナージュのBOXが沢山ありましたね。
カルトナージュを愛好なさっている方が増えたのもあり提案をした図案が独り歩きして
様々な形に変化していくのは本当に楽しいものです。
やはり初めはお針箱かしら。
お手製のお針箱を隣に置いて刺繍を刺す！理想的です。 　　

こちらはアジュール。
こちらの手法も面を埋めることで作品に重厚感を増します。
特に柔らかいガーゼ素材はほんの少しの力でもきゅうっときれいに模様が出て 楽しいものです。
アジュールだけの作品、サテンや他のステッテと組み合わせた作品どれも見ごたえがあります。

前回の作品展で私が１つ提案したフィレレース(英語でニードルウェ―ビング、イタリア語でレティーノ)がこんなに広がって作品に現れました。
先ず網を作らなければなりませんので目数を間違えるわけにはいきません。
下準備が出来ればあとは楽しく模様を作り上げることができます。