Report…2018
鎌倉教室はここ2回ほど振り替えの方でいっぱいのクラスになることが多く
22人同時に何てこともあり益々ヒートアップ!皆さんの元気に圧倒されないよう
がんばっております。
ただいま鎌倉アウトサイドインではスタッフがバルト3国を旅行して買い付けていらしたものを並べ
民族市を開催中で先日私もちょっぴりお買い物させていただきました。
家のテーブルに秋口になったら使おうと麻のランナーを。
マクラメで編んだフリンジがとっても愛らしい!
そして白いティーナフキンともう出来上がったポーチ。
気分を変えてポーチにシュバルムの時に柄の周囲に土手として刺すコーラルステッチを
#25の刺繍糸4本どりでアルファベットにして遊んでみました。
さ、何入れましょうね。。
さて私は現在8月5日にそのアウトサイドインで開催の夏のワークショップの準備をしております。
外の各教室でこんなのやります・・・と言ったら、そしてこのページに載せたら
あっという間に午前も午後も満席になってしまいました。
アウトサイドインのワークショップのチラシにも載せてもらえない闇講座でゴザイマス。
すぐに模様が入れられるよう4目ずつ抜いた麻のガーゼ生地を少々張りを持たせるために
液体の糊の中につけてシャリ感を出します。
あとは当日皆さんがルンルンとお花模様が入れられるように準備しておきます。
ご参加の皆さん、ご一緒にシークレットを楽しみましょう。
酷暑お見舞い申し上げます。
長津田教室のFさんたら『暑いって言うとお父さんに108円払わなくちゃいけないのよ・・』
なんて可愛らしいことをおっしゃる。
皆さんお変わりありませんか?
自宅教室では皆さんを冷たいお絞りでお出迎え。皆さん首にお絞りをあててしあわせ~と
一休みなさってから針を持ちます。
少しでも涼感をプレゼント・・とdeuxR渡部さんにハーバリウムを作っていただき
ドライフラワーの替わりにテーブルに並べてみました。
さて8月は長津田教室は夏休みをとることにしました。
長津田教室は長津田の駅からそう遠くないのですが高台にあり強烈な坂道で
東京方面からいらしてくださるお姉さま方は駅からタクシーに相乗りでいらっしゃいます。
(それなのにタクシーから降りた途端私を見つけるとお荷物お運びします。と言って
さっさと運んでくださいます。いつもありがとうございます。)
この暑さ、電車を乗り継いでいらっしゃるにはちょいと暑すぎ。途中でお具合が悪くなっても・・と
皆さんとお話してお休みすることにしました。
長津田教室の皆さん、次回は9月にお会いすることにいたします。
お元気で夏を乗り切ってくださいね。
自宅教室のUさんも毎年夏はお休みするわ・・・と言って8月のお教室をお入れになりません。
でも私のところににいらっしゃらないだけで手はご自宅で動いていらっしゃる。
きっと今年の夏もどんどん刺し進められるのだろうな・・と想像いたします。
そんなUさんバッグをお作りになりました。
お稽古道具がたっぷり入るように・・と深いマチをつけて・・
そしてこちらはNさんのバッグ。涼しげな透明バッグを持ってこられて中袋を作りたい・・ |
この夏の異常な暑さ、涼しいお部屋の中で静かに針を持って過ごす・・・これに限ります。
皆様ご自愛を。
日本に在住なさっているベルギーのレース収集家ダイアン・クライスさんのコレクション
アンティーク・レース展皆さんはもう行かれましたでしょうか?
4月~5月にかけて横浜そごうのそごう美術館で、その後京都へ行き
今また渋谷松涛美術館にて開催しています。
そごう美術館の時に拝見したのですがとても素晴らしく図録を購入し
帰ってからじっくり歴史の勉強も含め最初から最後まで読みました。
そして1度予習したつもりでもう1度松涛に足を運びました。
それくらい素晴らしいコレクションです。
ほとんどボビンレースですがイタリアからフランスに移る過程で
レティチェッロの作品も登場します。
フィレンツェ、メディチ家からフランスに嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスから始まり
ルイ14世 15世 16世 王侯貴族の栄華とともに競われた素晴らしく繊細なレース。
そしてナポレオン。
カフスやカラーや紳士のボウタイ、クラヴァットや髪飾りのボンネットやラペット・・・
1平方cm1時間ですって。これが手仕事???とびっくりしてしまいます。
もちろん私はへえ~~とだけは見ていなくて違う着眼点でソースを頂き!
思いがけないところにヒントがあったりして嬉しくなってしまいます。
売り場ではネイル用のシールなんかも買っちゃったりして楽しんで来ました。
帰りには東急本店のジュンク堂で刺繍の本を買ったりお菓子の本を買ったり
地獄のように暑い1日を身の多い日に変えてきました。
はい、今月のミソノの研究日の使い方でした。
コレクションは今月29日までです。
まだの方どうぞ足を運んでみてください。
*********************************************
この度の西日本を中心とする豪雨により被災された方々 |
自宅教室Nさんは6月のお嬢様のご結婚に向けてリングピロウとウェルカムボードを |
清楚でいて華やかにそして品良く・・・ |
ただいまお教室で多くの方が刺しておられるこのデザインももう10年位前に
さて私事ですが我が家も秋に長女が結婚することになりました。 |
シュバルム刺繍は他のカウントステッチと違ってまず図案を生地に書き写しますが
チャコペーパーやチャコペンを使って写す方がほとんどです。
自然に消えるタイプや水で落とすタイプなど様々ですが
水で落とすタイプは湿気の多い時は刺繍前に消えて
しまったり それより厄介なのは逆に消えるタイプ
なのに刺した糸と重なっていくら洗っても消えない
とのお悩みが相次ぎどうしたら一番良いかしら・・
と思っておりました。
そんなところ生徒さんからこすると消えるフリクションのボールペンが良いらしいよ・・とのお声。
|
メーカーの違うそのまま消えるタイプのチャコペン、水で落とすタイプのチャコペン、
チャコペーパー、フリクションの色違い太さ違い。
それぞれをすぐに書いたもの、書いて3日おいたもの、10日置いたものの3種類に分け
そのまま放置する、水につけてから放置する、アイロンを当てる。を
同じ条件で繰り返してみました。
結果 恐るべしフリクションペン!! 跡形も無くなります。
冷凍マイナス20℃で蘇る・・と聞いていたのでとりあえず家の冷凍庫に1時間入れてみました。
線がわかる程度蘇ります。がアイスランドで暮らすわけでもない私たちには
問題なしと判断します。そしてまたアイロンを当てると消えます。
ということで判定!
フリクションを使うべし!
フリクションは各メーカーから様々な色や太さがが出ています。
生地へのすべりを考えると0.7くらいの太さがよろしいかと・・・
色は特に問題ありませんでしたが白生地の場合赤より黒っぽい色の方が
よりあとが残らない気がします。
あとは刺し進めに気持ちの上がるものをお選びくだされば・・と思います。
がいずれにしてもラインは最後の仕上げ段階まで残さず役目を終えたら消していくのが
鉄則です。
以上 ミソノ実験教室でした。