Report…2015

2015-11-04

湘南台教室のTさんはとっても楽しいお方。
どうも乗せられてしまいTさんと話すと私までハイテンションに・・・
手も数本隠し持っているのでは・・と思うくらいあれもあれも持っているのにまたご註文ってな具合で
ミソノを苦しめます。。。(いえいえ楽しませます。)

昨年7月14日付でご紹介したブリオンのポーチの記事をご覧になった後で
「せんせ、私も作る!」「でももうちょっと凝っちゃおうっかな」なんて言ってらしたの。
そうしたら先日2点ポーチが出来上がってきました。

 

 

見てください。

まず右。 私の作品アジュール23区の中から「使えそう。」とウェ―ビングを両側からクロス状に
全面刺し。そして「先生から借りていた段染めの糸勝手に使ってみました~」とブリオンをランダムに
とばしています。

 

そして左。中央ブリオンの菱形はそのままに。そして周りはA面とB面の出来上がり位置に
ボタンホールを施し両面をつなぎ合わせ、また上部はヒーダボーの手法でボタンホールの上に
はしごかがりとリックラックを・・・

 


かあ~ずるい。憎い。ミソノの最上級の褒め言葉です。
Tお姉さまこれからも楽しませてくださいまし。


2015-11-02

つきみ野カルチャーにお通いのUさんは トートバッグを作るのに前面のポケットのところに
何か刺繍をしたいのだけれど・・・とご相談くださいました。
9月2日付の同じつきみ野カルチャーにお通いのKさんのフィレがちょうど出来上がってきたタイミングで
「んまあ素敵!これ真似してもいい?」とフィレを入れることにしました。
生地を準備するのに1つ分?2つ分?と伺うとどなたに差し上げてもいいから6ヶまとめて刺しておこうかしら・・・
と6柄同時進行!

そして1ヶ月でじゃじゃ~ん 6柄出来上がり!

 


 

それぞれの柄がトートバッグのポケットに付くのかと思うと・・・鳥肌~

 

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作品展時にworkshopでお手伝いしてくださった内藤さんはご自身の毎日をブログで
ご紹介していらっしゃいますが 今回の記事はご自身で刺したランプシェードをお載せです。
刺繍もさることながらお写真もお上手でらして素敵にご紹介なさっています。
秋の夜長 彼女のお宅をイメージしながらご覧になってくださいな。
こんなふうにお宅に刺繍が組み込めたら豊かな気持ちになりそう。

2015-10-27

湘南台 Kさんのお話。
Kさんは春の作品展の時ご友人と初めて作品を見に来られました。
初日に1人でいらしたフランス刺繍の先生をなさっておられるご友人が
「見せたい人がいるから明日連れてもう一度来ます!」と言って次の日に連れてこられたのがKさん。
一通り作品をご覧になり私に声をかけてくださいました。興奮冷めやらぬ様子で
「どうしてもこのレティチェッロがしたい。先生私をどうかどこのお教室にでもいいから
入れて欲しい!!」そう言ってお2人で涙をこぼされるのです。
湘南台だったら今1席だけ空いていますが遠いですよね~とお伝えすると
行きます!お願いします!と即決。決まってまた涙をこぼされる・・・
そんな出会いでした。

お母さまの介護を抱えながら凄い勢いで刺していらして私のお昼ごはんの時間も
どなたとも口を利かずに黙々と必死に刺しておいでになります。
湘南台では毎年お祭りがあって1点作品をお出しするのよ。と役員さんから声がかかると
入ったばかりで何もないけど練習布を提出してみるわ・・・と
こちらを出展なさいました。

 

 

同じに区切られた9または16のマスを毎回違う模様をきれいに刺せるまで何度も針運びを確認しながら
勉強していく・・・そんな感じです。

 

今はもう大作に挑戦なさっています。


2015-10-27

作品展の後 フィレレースをする方が多いのよ・・・とお話をしましたが
ハーダンガーの中ではこちらのデザインが何故か各お教室で流行っていて
私がお話したわけでもないのに多くの生徒さんに気に入っていただいています。
不思議。

 

 

こちらは港北東急 Sさんの作品。白地に薄い紫の濃淡の糸で刺しました。
同じ港北東急カルチャーでは白で刺しておられる方、もっと細かい目で刺していらっしゃる方いろいろです。 
Nさんはこんな愛らしいピンクで。

 

 

長津田でも、湘南台でも数名・・・かがりもマルチーズの変形でちょっと変わったデザインです。


2015-10-21

『素敵な作品を見せていただけて嬉しかったです。
今までは、「凄いなぁ〜」ってだけで見てましたが、先生にご縁を繋いでもらって作品を通して
お顔が浮かび感動が倍増します。

刺繍好き…このキーワードだけでお話しが盛り上がれるのも嬉しいです。
昨日も別れ際に「またお会い出来る日を楽しみにしています」って、素敵ですよね。
次にお会い出来る日まで、それぞれが針を進めているのかと思うとまたこれも素敵なお話し。

センセ!
先生の刺繍教室は、刺繍だけでは無くて
刺繍を通して素敵な生き方をしておられる方々とお話し出来る、そんなサロンですね。』

 

先日のお祭りの時にご足労くださった自宅教室のFさんからこんなメールをいただきました。
あんまり嬉しいので全文ご紹介です。 Fさん、ありがとうございました。

 

さて作品に戻りましょう。こちらは長津田Kさんの作品。
Sarah というフランスの冊子からのデザインです。

 


 

可愛らしいお花のモチーフがデザインされた小さなドイリーですが
よ~く見てください。




かがりがウーブンバーじゃないのです。4本の糸を交互にダーニングで交差させ
尚且、花びらのように見えるよう両端を絞り気味に刺しておいでです。
素晴らしいでしょう。同じにそろうということは並大抵のことではありません。
Kさんの細やかな性格。穏やかに過ごされている時間、心の持ち様。それと走行距離。
そしてチャレンジなさる探究心。刺繍への愛情。全てがそろってできる技です。
私も見習わねばなりません。
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