Report…2021
自宅教室Uさんのレティチェッロのテーブルクロスが出来上がりました。
Uさんはご自身で作図なさりどんどんと刺し進めていかれますので
私の出番はいつもないのですが今回はちょっとだけ出番がありました。
お宅でお使いの丸テーブルに合わせちょうどレティの柄がいい具合に
見えるよう配置なさったのですが周囲の模様を全部で8カ所入れながら
丸の直径がきれいに丸に見えるように位置決めのお手伝いをしました。
45度毎に入る模様に続ける真円のライン取りは高度ではありましたが
無事美しく収まりましたよ。
他の作品を持ちながら「周囲がうまくいかないと違う作品に |
さて、ただいまミソノは強烈に忙しいです。
来年の作品展のために今が最終の材料出し。多くの生徒さんが作品展まで
最終の作品にとりかかろうとしておいでです。うう~ん頑張る~
頑張る人には頑張って対応いたしますよ~
そしてそして、今日は作品展ご案内DMの写真撮影をいたしました。
HPやカレンダー等いつも色々お世話になっているO女史に家に来ていただき
(ドライフラワーの裕美センセイも応援に・・)
お花を添えていただきながらすってきな画像をいっぱい撮っていただきました。
さあいよいよ私の中でカウントダウン開始です。
お葉書にクリアファイルに・・・どうぞ皆様楽しみになさっていてくださいね。
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鎌倉教室月曜クラス 大作品をお仕上げの皆さまへ
先日は11月教室へのご参加ありがとうございました。
仕上げのヘムの折り目の説明をさせていただきましたが上部の生地が足りないと
複数ご連絡をいただきました。
明日の日曜クラスの方々の生地も拝見しつつ次回訂正させていただき
仕上げに臨みたいと思いますので上部はしつけのの付いた状態でお持ちください。
申し訳ありません、よろしくお願いいたします。
「せんせ、素敵なベルプルを持っているのだけれど、この幅に合わせて
ドロンワークを沢山練習して作品にしたいの。何かきれいな色がいいわ~」
とベルプルを見せてくださった自宅教室Eさん。
では1回のお教室で1種類のドロンワークを仕上げるくらいのペースで
コツコツ進めますか・・・とベルプルに合わせて幅を決め
色々なステッチを丁寧に1つずつ進めていかれこの度ようやく仕上がりました。
長~い作品で上手にお写真が撮れませんでしたが
2枚合体させて想像して見てください。
ドロンワークは1島ずつ少し凝った幅広のデザインで・・・
ブルーの生地にベージュの糸のステッチによる見え具合の変化が面白く
見ごたえのあるサンプラーとなりました。
ベルプルも良く映えます。
そしてね、同時進行で段染めの糸を使い同じステッチをアレンジして
こんなバッグも作っておしまいですよ。(後ろは前に作ったフィレの作品!)
楽しい広がり、楽しいやり取り。
タペストリーの仕上げに裏に芯を貼ったのですがその芯の色決めの時は
同席の生徒さんたちがあ~でもないこ~でもないと人の作品に口を出し
そんな皆さんの笑顔も作品の良い思い出です。
私の本に掲載の№28のトレイは一番人気で今もお教室のどなたかが
いつも刺していらっしゃる売れっ子デザインとなりました。
元祖エターナルとでも申しましょうか、トレイになさる方はもちろんですが
フレームになさったりそしてまあなんと素敵、たまがわコミュニティサロンに
お通いのSさんはこの度長~いテーブルランナーになさいました。
模様の数さえ繰り返していけば文字通り永遠に続いていけます。
両サイドに垂れも入れましたから2メートル以上の長い作品、お見事です。
直接テーブル中央においても良いし帯等と重ねてレース部分から透ける
下のお色を楽しんでも良いし・・きっとテーブルに映えると思います。
さてさて鎌倉教室もあと2回で今年の作品が終了いたします。
来年は私の新作の方のエターナルシリーズ3部作を手の速さに応じて
早い方は3枚、そうでない方は1枚、2枚とご希望に応じて進めていこうと
思っています。
各教室ではもう気になって刺し始めていらっしゃる方もいますので
刺し下ろし新作とは今回はなりませんがきっと楽しんでいただけると
思っています。今月のお教室で改めてお見せいたしますね。
そうそう11月の鎌倉のお稽古日はイレギュラーで22日月曜先行となります。
月曜クラスさんお間違えのないようにいらしてください。
港北東急カルチャーAクラスにお通いのAさんがある日
「せんせ、インスタでこんな作品を見つけたわ、たぶんロシアの人」と
見せてくださったのは斬新なデザインの丸い大きめのドイリーの画像。
これを作るのは可能かしら。うん、頑張る、何とかパターン起こしてみる・・・
なんて会話をしていましたらおとなりのB さんが、じゃ、私はこっちのデザイン。
ということで2作起こさなくてはならなくなりました。
Aさんは途中まで自分でなぞってみたヮととても前向き。
前向きな気持ちにお応えするべくすぐに全体を起こしてみました。
新しいデザインはとっても勉強になります。
でおとなりのBさんはAさんより早くに仕上がってしまいました。
お色はご自身でお選びになり個性的なお色で。
パターンの読み取りは細部まで完璧にはいきません。
がその方の意図を感じつつこんな感じ?と形に仕上げていくのも
中々楽しい作業です。
ご自身で楽しむためのコピーはSNSのオープンな時代、柔軟にチョイスして
どんどん広がって行けば良いと常々思っています。
自宅教室Tさんの新作ブラックワークが出来上がりました。
このページでも何度もご登場のTさんは16目の生地しか使わず
糸も#25を1本どりご自身のワールドをお持ちです。
まあとにかく美しい!手にためらいがないというかホルベインの針の刺し行きが
頭の中に入って淡々とリズムよく刺していかないとこうは美しくなりません。
裏も美しいのよ、裏もお見せしておきます。表のようでしょ。
フレームのご依頼を受けましたので品よく繊細でありながら重厚に見えるよう
黒の細めを使用してみました。そして作品裏のベースのマットは普通白を入れるのですが
シャープになりすぎないよう少し黄みのあるマットを入れました。
前にお刺しになった作品もついでにお載せしましょう。
なんて素敵な世界でしょう。