Report…2019
最終日、空港に行く前に立ち寄るはずだったドラウアーの街並みは
前々日に日程変更したのでもう1つホルテの蚤の市に立ち寄りました。
こちらはフリーマーケット風ですが件数、賑わい、品数はとても充実して
日曜の午前の穏やかな時間が流れます。
皆、掘り出し物はないかと1件1件目を皿のようにして見て回ります。
アンティークのトロールビーズを格安でゲットしたり古いクロスステッチのタペストリーを
ゲットしたり・・・皆さんお上手ねえ。
ミソノも小さな小物入れ、ドロンワークの小さなポーチをゲット。
う~ん楽しい。残ったデンマーククローネを使い果たしました。
そのまま空港に向かいます。
最後の夜はホテルから5分程の所にあるチボリ公園内のレストランで全員揃って
食事をとりました。
チボリ公園は土曜の夜、そして夏の終わりの一番華やいだ時期で強い日差しを遮って歩いているのは
私たちだけな感じ。老若男女みんなとっても楽しそう。
ミュージアム巡りやワークショップ等毎日盛り沢山だったにもかかわらず皆元気で楽しく
日程をクリアできたことを喜びながら全員で乾杯を致しました。
午後はいよいよスカルス手芸学校のワークショップです。
前にも経緯をお話ししましたが企画段階でスカルス手芸学校に行きたいけど
電車でコペンハーゲンから5時間も離れた場所にあり無理よね〜と旅行会社に相談すると
ダメ元でとりあえず連絡をしてみます。…が一転してわざわざコペンハーゲンに出向いての
出向ワークショップが実現いたしました。
それも場所が旧ニコラス教会内の会議室というではありませんか 。
たった2時間ではありますが内容の濃い2時間でした。
前もってヒーダボーのスカラップを各種教えてほしいと連絡していましたので
トートバッグの淵に4種のスカラップが練習できる様材料を用意してくださいました。
先生はビヨーク先生とミッテ先生のお2人。
覚えがいいわ、あなた達。。ええ、うちの自慢の生徒さんたちですもの…と思いつつ
みんな黙々と刺したのでした。たった2時間でほんの数センチずつしかできませんでしたが
先生方と楽しい時間を過ごしました。同じ手仕事仲間は世界共通!
こちらの縁飾りも何かに使えたらいいなと思っています。
そしてね、サプライズがありました。
お借りした場所の1F がカフェだったのですがちょうどその時結婚パーティーを開催していて
なんと花嫁さんと花婿さんがお菓子のお裾分けを持って2Fに上がってきてくれたのです。
なんという幸せのおすそ分け‼︎
全てを終了させ使ったお部屋をあそこの窓が開いているところね………と確認しましたが
まああそこでやってしまったのね!!!…と思わず鳥肌が立ってしまいました。
24日はストロイエ通りを通りその先にあるトーヴァルセン広場の蚤の市に行きました。
店舗数は少なかったものの皆さんそれぞれにシルバーのスプーンやブローチ、
中にはロイヤルコペンハーゲンの小皿を何枚も買って帰ったら私の本の
フレームの作品を作るわ…と言っていらした方も。
午前はそこで解散!めいめいお買い物に走りました。
そしていよいよ午後は最後のワークショップです。
午後からは空港そばのアマーミュージアムへ。ここは昔農業を伝えるために
オランダから移住して来た人たちの生活ぶりを紹介するミュージアムで
実際今も家畜が飼われのどかな雰囲気の場所です。
ここも5年前に伺いましたが作業小屋を通り抜け一番奥の部屋に
その当時の衣装が飾られているのを知っていたので皆んなをあっちあっちと
誘導してチェストの中を拝見しました。
ここの展示で黒の生地に黒糸を使用したお帽子があったのですが
実は私の本の黒い作品はここからヒントを得て作りました。。
参加の皆さんもこの旅を通じて博物館で見た作品群がヒントとなり
新たな創作の展開となったら嬉しいです。
ミュージアムの後は近くにあるドラウアーの街並みを散策。
実際にお暮らしの家並だそうですがまあとっても可愛らしい!