Report…2019
自宅教室Tさんの作品が出来上がりました。
あれっ見覚えが・・・そうそう一昨年鎌倉教室の課題だった大人のクリスマスⅡ
あの時は白生地に白糸でそしてシルバーの糸を少し使用し小さな作品に仕上げました。
Tさん手持ちの生地が大きかったのでこの模様繰り返していったらどうかしら?
うん面白いかも、やってみて。ということで糸の色もポイントにブルー系の色糸を使用し
刺し始めました。同じパターンをつなげていく途中でここに何か欲しいねと色糸で刺した
アイレットを白糸でアクセントに持ってきたらなんだかとっても落ち着きの良い1作が出来上がりました。
私の思い付きを淡々とこなしてくださる好奇心と早い手!ホント楽しいボールの投げ合いです。。。
さて次は何になさる?同じ水曜メンバーもご一緒にこれがいいんじゃない?なあんて
冊子を見ながら楽しい時間。オーディエンスとても重要です。
OK!次までパターン書いとくね・・と準備したパターンがこちら。
これまた楽しいやり取りで針は進んでいく予感。私もどんなふうに出来上がるか
ワクワクしています。
昨年11月27日付でもご紹介したただいまお教室で大人気のモチーフ。
それが生み出されたのはフェリシモのクチュリエですが
そのクチュリエの春夏号から新たに6回シリーズで掲載いただくことになりました。
今回は6回完結シリーズで初めての人も6回終了すると一通りのハーダンガーがわかるよ。と
いうものです。その名も『憧れの美しい作品へステップアップ、ハーダンガー刺しゅうの会』です。
生地の目も初めは粗く少しずつ細かくなっていきますしステッチも毎回新たなものが入ります。
毎回小ドイリーで基本を押さえ、その延長で小作品を1ケ作るという楽しい企画です。
昨年の作品展後に少しずつ作品を作りためていたのですが
こういう企画ものは大好物!楽しく仕事を進めてまいりました。
何が素晴らしいって説明の細かくされたパターンと作り方説明書!
大概の説明って一番知りたいところが書いていないでしょ。
ところがクチュリエさんの説明書は本当に詳しくきちんと追っていけば
間違いなく出来上がります。
スタートの場所だったり、糸の進行方向だったり、カットのチェックだったり
美しく仕上げるためノウハウが満載です。
今もまだ3作目4作目あたりの説明を作るにあたってのメールのやり取りを
毎日のように繰り返していますがこれはやはり編集者さんにハーダンガーへの
愛がないとできないもの。何がうれしいってその気持ちが一番うれしくて
やはり仕事とは最終は人なのだと痛感いたします。
すでに私のところに冊子が届いていますが店頭発売は4月25日だそうです。
ウェブでのご案内はこちらからどうぞ。
自宅で一緒に冊子を見た皆さんからは大好評で「私も買おうかしら・・」なんて方が
何人も・・「これでハーダンガーしたら私はいらないかも・・」とお話しています。
2月7日付 やりたいこと② でお話したハンカチケースが出来上がりました。
元来私、刺すことより作品をプロデュースするのが好きなものですから
この周りにはこの色を持ってきましょう‥とか、コードはこれを使いましょう・・とか
ボタンはこれがいいとか・・そんなことがいっぱい遊べる小物作りは目が輝いてしまいます。
中側はクルミスナップを飛び出させて中央合わせにしました。
グレーの作品はオフホワイトのシルクと縫い合わせ端には同色のコードを飾り付けました。
もう1つはオフホワイトの生地に同色の糸で刺したものをクリームのシルクコットンの生地を
袋に縫ったところに留め付けました。
こちらは正方でなく合わせのデザインがメインに来るよう重ねを深くし長方に仕上げてみましたよ。
裏側中央にはそれぞれクロスステッチでMのアルファベットを。
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港北東急カルチャーの皆さん、3月4日のお教室を突然お休みさせてしまい
申し訳ありませんでした。
3月18日のクラスを楽しみに伺います。
HPのカレンダー欄もチェックしているミソラーさんは4月のカレンダーを見て
「何これ?」と思っていらっしゃった方も多いと思います。
二子玉川高島屋のカルチャー、コミュニティクラブたまがわよりお声かけいただき
4月23日、5月7日、6月4日の全3回で30㎝角の初心者対象のドイリーを作成する
講座を開講することになりました。
デザインは私の本に記載のランプシェードをアレンジしたもの。
基本的なステッチをおさえながら3回が終わったら出来上がるようにご指導いたします。
ぼんやりしてアナウンスするのを忘れていましたらもう申し込みが始まっているとのこと、
どうぞご興味のある皆さん下記までお問い合わせください。
こちらは湘南台教室Mさん。
勤続の保育園はカトリックの附属なのだそうで長年お世話になったお礼に
チャペルの祭壇にふわ~っとかけるクロスを刺したいの…と相談を受けました。
祭壇の中央に少しの柄とできれば両端のたれの部分に模様を入れたいとおっしゃるので
プントアンティーコの冊子からチャペルの荘厳なイメージにも対応できそうなパターンを
チョイス。長い長い端のヘムかがりも美しくようやく出来上がりました。
中央の模様には少し十字架の模様も入れ思い通りに出来上がったクロスにMさん大満足。
長さ190㎝もの長~いランナー、私の局部的な画像から皆様もチャペルの祭壇にかけられ
燭台が置かれたり、司教様が聖書を乗せられたりする様子を目に浮かべることといたしましょう。